模擬選挙等と組み合わせて使用することのできる補助教材(ワークシート、解説等)を実際の自治体のデータを用いてご紹介します。
掲載資料
- 選挙の情報を集めよう(主体的に自分たちの代表者を選ぶために必要となる情報を入手する方法や、集めた情報を解釈、理解していくための方法を
- ワークや振り返りを通して考えていきます。)
- 予算の使い道を知ろう(予算の使い道の分析を通して、私たちが暮らすまちの問題解決に向けて誰がどのような取組みを行っているのかを知り、今後、どのような取組みが望まれるのかを考えるきっかけを作り出していきます)
ご利用上の注意
市政情報の紹介に使用しているファイルのダウンロードを希望される場合は、事務局(slmnet.info@gmail.com)までご連絡ください。
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選挙の情報を集めよう
地域のことを考えるとき、そこには様々な情報が数字で表されていることに気がつきます。これらの情報は、絶対的な数値として扱うことが適切な時もありますが、相対的な評価が必要となるときも多々あります。その時に、情報の捉え方として、比喩表現や、割合で表現をすること、自分たちに身近な単位、ビジュアルでとらえること等、様々な方法を活用していくことが理解を助ける道具となります。
政治や選挙に関する情報は、様々な形で入手することができます。しかし、日常生活と比べるとあまりに規模が異なり、情報を受け取った側がその本質的な意味を捉えきれない場面を目にすることもしばしば見受けられます。
代議制民主主義の仕組みを機能させるためには、有権者の手もとに十分な情報があり、それを理解、判断できることが重要です。そうでないと、有権者は自らの代表者となる政治家に託す意見を持つことや、誰が自分たちの意見を実現してくれそうなのかを判断し、自分の意思で候補者や投票先を選ぶことができなくなっています。
本ワークでは、主体的に自分たちの代表者を選ぶために必要となる情報を入手する方法や、集めた情報を解釈、理解していくための方法を考えていきます。
予算の使い道を知ろう
私たちの日々の暮らしは、様々な行政サービスによって支えられています。しかしながら、若者たちとまちづくりの話をしてみると、行政による活動の存在や、誰(国/都道府県/市町村)がサービスを提供しているのかを認識していないといった意見をたびたび聞くことがあります。
予算は、どれだけのお金を国・自治体が使うか、そのためにどれだけのお金を調達するかを、国民・住民が共同で決めるために作成されるものです。本ワークで行う予算の使い道の分析からは、まちの特徴や工夫、将来のまちの方向性を確認することができます。
本ワークでは予算の使い道に着目し、私たちが暮らすまちの問題解決に向けて誰がどのような取組みを行っているのかを知り、今後、どのような取組みが望まれるのかを考えるきっかけを作り出していきます。
(なお、実践事例として、さいたま市を対象にワークを行った場合の情報等を記載しています。)