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埼玉県知事選挙争点情報①

-埼玉県に暮らす人たち-

埼玉県知事選挙の争点、政策を読み解くための基礎的な情報をご紹介します

· 埼玉県知事選挙,埼玉県,シティズンシップ,主権者教育,18歳選挙権

皆さんは、埼玉県の人口はどれくらいだと思いますか?

埼玉県の人口規模 -国や地域との比較-

埼玉県には734万人の人が暮らしています。

これは中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)とほぼ同等の規模ですし、四国地方のおよそ2倍の人口規模です。

同じアジアでは人口748万人の香港、南米ではパラグアイ708万人、ヨーロッパでは700万人ほどのブルガリアやセルビアといった国や地域があります。

190の国や地域を人口でランキングしたときに、埼玉県は上位から100番目程度に位置付けられます。

埼玉県の将来

そんな埼玉県も大きな転機を迎えています。

埼玉県の人口は長い間増加傾向が続いてきましたが、2020年頃を頂点に緩やかな減少局面に入っていくことが予想されているのです。

もちろん人口が減少していく中では、社会の少子高齢化も進んでいきます。

埼玉県に暮らす人たちの中で65歳以上の方の割合は26.4%と全国平均よりも低くなっています。しかし、団塊の世代などの他県からお越しになられた方が多く暮らす埼玉県では今後高齢化のスピードが増していきます。

75歳以上の方の人口の対前年増加率は昨年全国で一番高かった、という情報もあります。

埼玉県の人口構成のイメージ -100人の村-

埼玉に暮らす人たちを100人の村に例えてみましょう。

埼玉県が100人の村だったら、12人が子ども(14歳以下)で、61人が働き手(15歳以上~64歳以下)、27人がお年寄り(65歳以上)です。

大体学校などではクラスの4人に1人がお年寄りの方、という感覚です。

お年寄りの方(65歳以上)は、10年前には20人でしたが、10年後には29人となることが予想されています。

同じように、子どもは10年前には13人でしたが、10年後には11人になります

10年後の埼玉県は、子どもは9人に1人となり、お年寄りはその3倍の3人に1人となっています。

もちろん人々が長く生きられることは悪いことではありません。それだけ社会が発展したということの裏返しでもあるからです。

ただし、人は年を重ねることで周囲に求めるものや必要となるものも変わってきます。

暮らす人々の変化を見据えたうえでどのような準備が必要となるでしょうか。

これからの埼玉県に必要なことは?

繰り返しになりますが、埼玉県はこれまでの増え続けてきた人口がいよいよ減少局面に入るという大きな転換点を迎えようとしています。

5年後、10年後を見据えて皆さんはどのような取組みが必要だと思いますか?

 

立候補表明者のビジョンシートを確認しながら一緒に考えていきましょう。